みなさんは琵琶湖博物館をご存知ですか?
意外と知名度は低いと思います。
この琵琶湖博物館は国内最大級の淡水魚の展示や琵琶湖の歴史などさまざまなことが学べます。
自由研究で行くもよし、家族で遊ぶもよし、デートスポットにするもよしと地元の方たちにはとても人気があるスポットです。
今回はそんな琵琶湖博物館の紹介をします。
琵琶湖博物館 展示
水族展示
琵琶湖は古代湖と言われ歴史もかなり古い湖です。
そのため60種をも超える固有種が生息しておりその生物を展示しています。
その中でも特に有名なのがビワコオオナマズです。
この魚は世界中探しても琵琶湖にしかいません。
そしてこの水族展示の良いところは琵琶湖の歴史を追いながら展示しているところです。
固有種や日本在来の魚が多く展示されている水槽から、現在の外来魚問題である鯉やブラックバス、ブルーギルなどが展示されている水槽と
順に展示されていてまるで琵琶湖の生態系の歴史を見ている感じがします。
こうして改めて見ると外来種問題について改めて考えさせられます。
ビワコオオナマズは現在琵琶湖の生態系のトップに君臨するので今は生息数もそれりに多いです。
もし今後アリゲーターガーや世界最大の淡水魚ピラルクなどの大型の肉食魚が密放流されたらビワコオオナマズも絶滅してしまうかもしれません。
また大型ではないですがピラニアなどの集団で襲いかかる肉食魚もよくペットショップなどで売られてたりするので絶対にないとは言い切れません。
外国の魚の飼育をしている方などは必ず最後まで責任持ってください。
琵琶湖博物館は琵琶湖の魚しか展示してないの?
いいえそんなことはありません
世界中の古代湖と言われている湖の魚たちも展示されています。
有名どころでいうと古代魚で有名なアロワナなどです。
世界中の大型魚は日本の魚より大きい魚が多いのでかなり迫力があります。
また海の魚みたいに早く泳ぎ回ったりせずゆっくり優雅に泳ぐのでじっくり観察しやすいです。
水族展示以外の展示
水族展示展示以外にも湖周辺の歴史や大人から子供まで楽しめる施設が充実しています。
私は歴史も好きで湖周辺の400万年の生い立ちという展示が好きです。
ここには大昔にいた象の化石や既に湖周辺で絶滅している動物や魚の化石が見れたりします。
私は日本に象がいたとは思っておらず琵琶湖周辺で発掘された像の化石を見たときは驚きました。
こうやって歴史を振り返っていくと私たちの知らないこともあるのでとても良い勉強になります。
またそれらの動物の絶滅の原因ははっきりとは分かりませんが人間による環境破壊もあると思います。
そういったことを改めて考えさせられる場所でもあります。
琵琶湖博物館 基本情報
観覧料
一般:750円
高校生、大学生:400円
小学生、中学生:無料
※上記閲覧料は常設展示の料金です、企画展示をご覧になるには別途料金が必要です。
稀に無料の日もあります。公式サイトを参考にしてみてください。
アクセス
車: 名神「栗東IC」から約30分、名神「瀬田西IC」または新名神「草津田上IC」から約35分です。
駐車場:普通車:420台 観光バス:40台
駐車料金:普通車550円 自動二輪・原付 200円
普通車、自動二輪・原付なら、博物館の総合案内所で駐車無料サービス券がもらえます。
鉄道(JR)とバス (近江鉄道バス):
JR琵琶湖線「草津」駅下車。(新快速で京都から約20分)
JR草津駅「西口」2番バス乗り場から、近江鉄道バス、びわこ博物館行き(約25分)、「びわこ博物館」下車。徒歩すぐ。
タクシー:
JR草津駅西口から約20分
JR守山駅西口から約20分
JR湖西線堅田駅から約20分
航路(琵琶湖汽船)
大津港(京阪浜大津駅下車 徒歩3分)から約45分
琵琶湖博物館 まとめ
今回は琵琶湖博物館の展示を2種類紹介しましたがまだまだたくさん展示があります。
また期間限定の展示やイベントも数多く行なっているので下調べをしてからいってみると良いと思います。
ぜひ自由研究やデートなどでいってみてはいかがでしょう。
またバス釣りをする方も行ってみると良いと思います。
ブラックバスが日本の生態系にどのような影響を出しているのか知ることができます。
それでは琵琶湖に行った際は琵琶湖博物館を訪れてみてください。
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